ウキフカセ & 製品テスト(2024年5月24日)

 研究所メンバー3人で、三浦半島地磯へ釣行 。

 前日は、遅くまで一杯やって帰宅は0時半、そのまま道具を揃えて3時に自宅へ迎えに来てもらう。
 車を出してくれたG師匠も、前日一緒に飲んでいたFセンパイも一睡もせず強硬釣行。
 無理は承知でも3人そろっての釣りは初めてなのでとても楽しみ。

 この日のテーマは、初めての釣り場でも釣果を上げるための製品テスト。そして僕はハリスを細くした仕掛けの挑戦。

 3時半に釣り具やに到着してオキアミブロックとコマセ、付けエサのオキアミを購入。
 ・オキアミブロック 3kg
 ・グレパワー V9徳用
 ・くわせオキアミ SUPER HARD Lサイズ

 4時に釣り場に到着、既に空は明るくなり始めて、ライトが無くても磯場まで歩いて行ける。
 しかし、本命ポイントは、大潮満潮のために途中が水没しており断念。
 来た道を戻って、別のポイントで釣ることにする。

 4時半少し前にポイント入り。
 平日ということもあって先客なし。
 3人が十分に入れる地磯とはいえ、過去に釣果のあったポイントは限られているので、じゃけんでポイントを争奪してスタート。

 この日の仕掛けは、細いハリスの挑戦。
 ・ロット:磯竿1号 5.3メートル
 ・リール:スピニングリール 2500番(ダイワの古いヤツ。来月店を閉めるという釣具屋に売れ残ってたヤツ)
 ・仕掛け:ナイロン3号に、フロロ 1.75号を5m直結。その先にサルカンでフロロ 1号を矢引 。
      針は、くわせグレ7号
      ウキは、どんぐり0号を、ウキ下2ヒロで半誘導固定

 イメージとしては、サルカンをオモリとしてゆっくり沈みながら、自然な感じで付けエサが漂えばいいなー、という感じ。

 これまでは、グレ用の遠矢ウキに、ナイロン3号の端に2Bのオモリを付けて、ハリスは1.75をヒトヒロ結んでいたが、
2年前こそビギナーズラックで釣果があったものの、昨年は殆ど良い思い出が無く、今年に至ってはクサフグばかり。
 そんな時、たまたま近所の釣り好きのお父さんと話をしていた時に、「ハリスは1号で十分、1.75号なんてマグロ用だよ」と言われ、
そのお父さんも、ハリスを1号に変えてから釣果が上がったとの事だったので、今回1号ハリスに挑戦することにした。

 開始して2時間。
 何度かウキが沈むものの、一度だけ小サバが着いてきただけで、クサフグすら釣れない。

 気持ちを変えようと、竿2本先のポイントを、手前に変更。
 手前は、いい感じのシモリが出てるが、根がかりが怖いので避けていた。
 ただ、潮は沖に向かっていたので、これなら根がかりも少ないと思い、
 勇気をもって目の前のシモリに仕掛けを落として、沖に流していたら、ウキに強いアタリ!

 合わせてみると、明らかにクサフグとは違う、下に叩く引き!
 上げてみるとコッパグレ。久しぶりのグレす。
 コッパでも十分うれしい。
 
 しかも、この後30分ほどの間に同じサイズのコッパが3匹釣れる。
 明らかに、いつもと違うパターンに、細ハリスの自信を深める。

 他の二人は、G師匠が、スタートして1時間くらいに、25センチくらいのグレを上げてた。サスガ!
 Fセンパイちゃんは、ネンブツダイが入れ食い? ある意味サスガ!

 コッパとは言え、3匹も本命を釣ったので、少し満足感を得て気持ちの余裕ができたので、
 付け餌が沈むスピードを視認しながら、コマエを合わせる練習をする。

 すると、仕掛けが馴染む寸前で、ラインがスッっと入り、そのままウキが沈む。
 ドキッと心臓が高鳴る。
 慌てないように自分に言い聞かせて、弛んだラインを少し巻き取った後、
 エィッと合わせてみると、すごい勢いで竿が引っ張られる。
 負けないように竿を立ててリールを巻き、また竿が引っ張られて、また竿を立てる。
 
 ようやく、水面に見せた姿は、たぶんクロダイ!(クロダイは初めて)
 急いで、いつも広げるだけで出番のないタモを取り伸ばしてみるものの、
 魚の入れ方が分からない。。。
 へっぴり腰で悪戦苦闘しながら、なんとかバラすことなくタモに収める。

 他の二人に見てもらって、やっぱり念願のクロダイ。
 計ったら39㎝(自分の中では、ほぼ40㎝)。
 やりました!

 この後、同じパターンで、29㎝のメジナも釣れた。(自己最高)

 というわけで、細ハリス、いいんじゃないでしょうか。
 しばらく、細ハリスで釣果を調べてみたい。

 9時を過ぎ、コマセも無くなり、もう一つのテーマの”釣果を上げる製品”のフィールドテストを開始。
 いくつか問題も確認しつつも、かなり実用的な製品となる感触を得る。

 ただ、調子に乗って、製品を遠投したら、高切れして50メートル程先の沖磯の向こうに。。。
 2個しかない、製品サンプルの1個をロスト。。。
 Fセンパイ(所長)、本当にごめんなさい。
 


 さて、この日の反省点。
 ・あいかわらずコマセがノーコン。この日のように近い距離から練習すべき
 ・ウキが沈むのに乗らないのは、オキアミの付け方で改善するのではないか
 ・高切れはダメ!絶対! もっとラインの強度と結び方を理解して調査研究すべき

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です